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自閉スペクトラム症とは?

​自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム/ASD)※1は

生まれつきの脳の障がいです

ASDとは、自分の殻に閉じこもった状態をいうのではありません。

​「内向的な性格く」や「心の病気」でもありません。

​また、育て方や家庭環境が原因でおこるものでもありません。

ASDは脳の情報処理が​うまくできない、生まれつきの障がいです。

一般的には幼児期までに明らかになる一種の発達障がい※2で、

一生治らないと言われています。

原因もまだわかっていません。

知的障がいやその他の発達障がいを併せ持つ人もいます。

ASDの特性の現れ方は、わずかに現れるひとから、

生活のあらゆる場面で色濃く見られる人まで幅広く、

一人一人に合わせた接し方が生涯にわたって必要です。

※1 スペクトラム=連続体。

   自閉症、アスペルガー症候群、非定型自閉症などを一つの連続体

   ととらえ、近年では「自閉症スペクトラム」

   (診断名:自閉スペクトラム症)と呼ばれている。

 

※2 発達障がいとは…

自閉症スペクトラムのほか、

学習障がい(書く、計算するなどの特定の能力に著しい困難を示す)

注意欠如/多動性障がい(落ち着きがない、人の話が聞けない、順番が待てないなど)などがある。

苦手なことは?

​ASDのある人たちが苦手なことは?

◎ 目に見えない抽象的なものの意味を理解にすることが苦手です 

  

  (例えば「ことば」「対人関係」「常識」「場の雰囲気」「ルール」など)

◎ 耳からの情報をうまく処理できません

◎ たくさんの情報を一度に扱えません(混乱しやすい)

                 ⬇️

 一般の人にはなんでもない普通の生活の中にも、ASDのある人にとっては「がんばってもできないこと」や「よくわからないこと」がたくさんあり、とても困っているのですが、それを周りにうまく伝えることができません。

 人に言われたことをやらないのは、「わがまま」や「怠けている」のではなく、言われたことの意味を理解していないからです。

ASDの特徴

​ASDのある人の特徴は…

​ASDの特徴の現れ方、人それぞれ、組み合わせや程度も様々です。これらはあくまで一例です

支援する

​ASDのある人たちへの支援

◆ まず その人の特性を理解しましょう

一口にASDといっても、特性や程度は一人一人異なります。

その人の視力にあったメガネが必要なように、その人が今の時点で出来ること、出来ないことを正しく理解し、必要な支サポートや接し方をしていくことが大切です。

◆ 目でみえる形で伝えましょう

一般的にASDのある人たちは目で見たものは比較的よくわかります。

絵や写真、イラスト、文字、実物を見せたり、見本をやってみせるもの有効です。

◆ 見通しの持てる環境にしましょう

いつ・どこで・なにを・どのくらい・どのような方法で・どうなったら終わりなのか・終わったらどうするのかをその人が理解できる方法で具体的に伝えると、安心して過ごせます。

◆ 話しかけるときは、「穏やかな口調」で「具体的」に「肯定文」で「簡潔」に伝えましょう

大きな声が苦手でパニックになる人もいます。穏やかな口調で話しかけてください。反応がない場合は無視しているのではなく、言葉の意味がわからないか、注意が他にそれていて、自分に話しかけられていることに気づいていないだけかもしれません。

例) ❎「あぶないから走っちゃダメっ!!」⇨ ⭕️「歩きましょう」

   

   ❎「ちょっと 待ってて」 ⇨ ⭕️「10時に出発します」

まとめ

自閉スペクトラム症(ASD)のある人たちは、一見変わった行動や困った行動をとってしまうこともありますが、他人を困らせようといった悪気は全くなく、伝えられた内容を適切に把握できていなかったり(誤解が生じている)、不安定になった気持ちや体の不快感などを落ち着かせるための行動であることも多いです。

また、ASDのある人はとても混乱しやすいため、不安な時にむやみに声をかけられると、余計に混乱してしまいます。

 

大きな声でひとり言を言う

「うーうー」と変わった声を出す

ぴょんぴょん飛びはねる

奇妙な手つきをくり返す  など、

 

一見おかしな言動も「そうせざるを得ない事情がある」ということをご理解いただき、できるだけそっとしておいていただけると大変助かります。

もちろん、周囲にご迷惑をかけているような場合には、家族や支援者など、そばについているものにお知らせ下さい。ご協力よろしくお願いいたします。

まとめ
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